East African Fever

東アフリカに恋して20年。ウガンダ獣医としてのあれこれ。ブログ名は東アフリカが大好きで中毒化しちゃって離れたくなってしまった人たちが罹る架空の疾病名。

自分に何が出来るのか

COVID19で世界がぐらぐら揺れている。

いや、崩壊しかけている。

ジャッキー・チェンが何年か前に、
「今中国がくしゃみをしたら世界が揺れる」

って言ってたけど揺れるどころじゃなかった。

 

今朝見た夢は、このCOVID19は中国が開発したウイルスであり、

自身も被害国と見せる為、さほど大きくない”武漢”を犠牲にし、

他の国がめちゃくちゃになっている時点で自身の国はいち早く回復し、

経済の力で世界を征服しようとしているのだ…

ということが書かれた機密文書を中国→日本→アメリカに運ぶ任務が

私に下りた、という物だった。

 

内容が中2だ。実に中2だ。

間違いなく昔観た映画、「ペリカン文書」と「ナイロビの蜂」あたりが混ざってる。

でもなぜか夢の中で自分はジュリア・ロバーツではなく、

どっちかというとデンゼル・ワシントン気味だったけど。

満開の桜並木の下を車で逃げていた。

追っ手にタイヤを撃たれ、バランスを失って壁をがりがりこすりながらも運転を続けているところで、電話の呼び出し音で目が覚めた。

日本からの知らない番号の着信。

夢と現実の区別がつけられなくてドキドキしながら電話を取る。

「持ってない!機密文書なんて持ってないから!」

って叫ばなくてよかった。

日本の仕事先からの電話だった。

 

ウガンダにいて、家にじっとしているのが自分のためにも世間のためにもベストなんだと思う。

でも大統領が「獣医は働いていいんだぞ」って言ってた。

Essential=不可欠な職業なんだって。

電気や水道と同じだって。

あ、ゴミ収集車さんもEssentialらしく、こんな状況でも来てくれる。

 

2011年の震災を思い出す。

自分は何もしなくてもいいかもしれない、でも何かしないといけない。

そんな気持ちになってくる。

ましてや東北大震災と違って、今は世界中が対象地区だ。

逃げる場所もないし、知らんぷりもできない。

 

自分に何が出来るだろう。

 

自家用車での移動が禁じられてるので、頼まれた往診にすらいけない。

でも自分はバイクを持ってる。

バイクは人を乗せなければ動けるとも聞いた。

人を乗せてないしEssentialな仕事。行けるかも?

でも不確かな情報。

うっかり出かけて警察に捕まるのも困るし、バイクを没収される可能性もある。

よく考えて。慎重に。

でもなにかしないと。

 

#COVID19 #stayhome #みんなハウス

ウガンダのコーヒー

ウガンダに来て、カフェやレストランでコーヒーを飲む機会がガクンと減った。

なぜでしょうか。

 

正解は…

スーパーで買ってくる豆がすでに美味しいから、ですね。

スーパーで買って来た豆を挽いて、美味しい牛乳を入れて飲んだら…

あら不思議。
茶店で200円以上出してコーヒー飲む気がもう全く起きない。

 

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韓国の協力隊員さんがデザインしたMpigiというところのコーヒーのパッケージ。可愛い。

ケニアのコーヒー豆を買ってた頃はこんな風に思わなかった。

それってウガンダのコーヒーは美味しいってことかな。

確か日本にも結構な量で輸出されてるはず。

ウガンダ→名古屋港には時々コーヒー豆に混ぜって白い粉も輸入され…

ん?玄関に誰か来たようだ…

 

 

人生初・牛購入

牛買った。

牛飼った。

頼れる地元の酪農家と一緒に牛探し。

狙いはHeifer=未経産だけど妊娠6~7ヵ月の若牛。

一件目:妊娠3か月だけど、ピンと来ないアフリカンな顔と身体つきの黒牛。
二件目:まだ発情も来てないけど、ほぼピュアホルスタインっぽい顔に一目惚れ。

地元酪農家が頑張って値切ってくれる。

渋るオーナー。

ひざまずいてお願いする私。(ウガンダでこれを外人がやるのは反則と言われる)

粘って粘って約380ドルで合意。

まだ14ヶ月=小学校高学年みたいなもんだけど、育ってもらおうじゃないですか。

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