East African Fever

東アフリカに恋して20年。ウガンダ獣医としてのあれこれ。ブログ名は東アフリカが大好きで中毒化しちゃって離れたくなってしまった人たちが罹る架空の疾病名。

バイバイ、コロナ

1月24日に2年近く続いたCurfew=夜間外出禁止令が明けた。

営業を停止されていたバーやサウナや映画館等の営業再開許可と

なにより大きいのは学校の再開。

2年間学校に行けなかった子供たちがようやく学校に戻れる。

ウガンダ全体が安堵の深呼吸をしたように感じた。

市民の重要な足であるバイクタクシー(ボダボダ)だけは

「犯罪に使われる可能性が高い」

という理由で移動は7時までという制約が残ったけど。

確かに最近の窃盗もテロも、ボダボダを使ったものが多い。

 

それからゆっくりゆっくり、運動不足だった身体をストレッチするように
町が徐々に徐々に息吹を取り戻して行った。
繁華街のカバラガラもCurfew明けは寂しいものだったけど
ようやく元気を取り戻しつつある。

2月になって追いかけるようにボダボダの夜間移動禁止令も撤廃された。
そりゃそうだ。
バーは開いたけどボダボダが使えないんじゃ、バーでで飲んだお客さんの帰る足がないもの。

ボダボダ業界、これで元気を取り戻すね。

良かったよ。

 

今日久しぶりにカンパラ⇔ジンジャバイパスを通った。

ん?あれれ?

不景気で貧困が進んで窃盗が増えて治安の悪化が…なんて声をよく聞くけど

バイパス沿い、随分栄えてるよ?!

空き地だった場所に新しいお店がバンバン建ってる。

お金、あるところにはあるみたい。

 

そう、お金はあるところにはあるのだ。

 

なんにせよ、カンパラの街行く人はマスク越しではない空気を胸いっぱい吸い込み、
コロナに別れを告げた。

もう変な変異株、出ないでくれよー。

頼むよ。